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この本を乱暴に一言で纏めてしまうと、(著者との個人的な出会いと別れを軸とした)由良君美2という英文学者の評伝、と取り敢えずはいうことができるだろう。「プロローグ」で語られるのは、著者が神戸で知った由良君美の死。第章では、1972年の著者の東京大学入学と由良君美との出会いが語られ、第章では由良君美の1970年代までのバイオグラフィが綴られる。 ベネディクト・カンバーバッチ目当てで観る場合も予習は必須ですそんな『イントゥ・ダークネス』だが、前作のプリクエル的ストーリーから転じて、物語は冒頭からすでにジェットコースター状態。タイトル前のエピソードだけでもお腹いっぱいになるのに、そこから始まる本編も内容盛りだくさんで、終映後には放心状態になるほどの心地よい疲労感を覚える。もちろんエピソードが盛りだくさんであるがゆえの疑問点はいくつかあるが、これだけ楽しませてくれれば大満足だろうなにはともあれ、今作で物語のキーパーソンとなるベネディクト・カンバーバッチの艶に魅せられ、ストーリーも映画全体の印象もカンバーバッチの存在に終始する。. ティンバーランド フリース